新型コロナウイルスの影響で当編集局はテレワーク勤務を実施してまいりました。当面の間、社会情勢を注視しながらの勤務を続けていく予定です。関係者の皆様におかれましては、大変なご不便をおかけいたしますが何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。日々、編集局員は外部クリエイターや素材メーカー、有識者の方々と新刊制作についてオンラインで情報交換や議論を重ねております。

世界に突如訪れた転換点。新しい日常をどう生きるか。働き方はどう変わるのか。企業の在り方、ものづくり、人々が集う場はどう変革するのか。グローバルトレンドの潮流とアジア各国における地域の課題はどうリンクするのでしょうか。今、私たちは、これまで空間の共有やお互いの会話から得られた気づき、見て、触って感じた色や質感、当たり前だった経験のありがたさを実感する一方、オンラインで世界中がつながり、無限に広がる可能性にも感動を覚えています。

特殊な時期だからこそ、創造性がもつ力を再考し、新しいコラボレーションを模索し始めたクリエイターたち。世界規模のリ・クリエイションのなか、私たちもアジアで起きている変動をキャッチし、新たな気運やトレンドを分析・編集して、2020年冬に『アジアカラートレンドブック2022-2023』の発刊を予定しています。
また併せて、幅広い情報をデジタルコンテンツとして、ウェビナーやイベントなどで発信していきたいと考えております。今後も『アジアカラートレンドブック』をどうぞよろしくお願いいたします。

『アジアカラートレンドブック』編集長
大前絵理（周昕）

［写真］色と楽しむおうち時間（編集長の自宅より）
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